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星の王子さま (角川文庫)

星の王子さま (角川文庫)

サン・テグジュペリ, 管 啓次郎, and 管 啓次郎

KADOKAWA / 2015-05-29

累計読者数9
平均ハイライト数 10.6件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 59/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 51%

この本について

仕事でも人間関係でも、相手の気持ちを取り違えてしまったり、自分の大切にしたいものがどこにあるのか見失ったりすることってありますよね。頭では分かっているのに、つい目に見える成果や数字に引っ張られてしまうあの感じ、ぼくも何度もやらかしています。 『星の王子さま』を読み返すと、そのモヤモヤが少しだけ整う瞬間があります。たとえば、相手の言葉より行動を見ることの難しさ。王子さまが薔薇を前にして「どうやって愛せばいいのか分からなかった」と振り返る場面は、まさに自分の過去の失敗と重なる人が多いはずです。また、きつねとのやりとりにある「時間をかけたものが自分にとって大切になっていく」という感覚は、日常のどこに心を配ればいいのかを、さりげなく思い出させてくれます。さらに、井戸の水を分かち合う場面のように、結果そのものより「そこに至るまでの過程が心を満たしてくれる」という視点も、忙しさに飲まれがちなときほど沁みます。 物語は子ども向けに見えるけれど、実際には「大人がいつのまにか失ってしまった目」をそっと拾い直すための本です。数字や効率よりも、大切にしたい何かを思い出したい人に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

砂漠に不時着した主人公と、彼方の惑星から来た「ちび王子」の物語。人の心をとらえて離さないこの名作は、子供に向けたお伽のように語られてきた。けれど本来サン・テグジュペリの語り口は淡々と、潔い。原文の心を伝えるべく、新たに訳された王子の言葉は、孤独に育った少年そのもの。ちょっと生意気で、それゆえに際立つ純真さが強く深く胸を打つ――。「大切なことって目にはみえない」。感動を、言葉通り、新たにする。
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