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パブリック ―開かれたネットの価値を最大化せよ

パブリック ―開かれたネットの価値を最大化せよ

ジェフ・ ジャービス, 関 美和, and 小林 弘人

NHK出版 / 2011-11

累計読者数3
平均ハイライト数 24件/人
推定読了時間 約7時間2分
star総合評価 70/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 84%

この本について

ネットに何かを書くたびに、「これ、あとで後悔しないかな」とか、「知らない誰かにどう思われるんだろう」とか、妙な緊張を抱えることがありますよね。僕もずっとそのタイプで、結局シェアをためらってしまうことが多かったんですが、この本はそのモヤモヤを少し別の角度から整理してくれました。 読んでいて強く感じたのは、著者が「シェアしよう」「開け」と乱暴に背中を押してくるわけではなく、むしろ“どう扱えば後悔しないか”“どんな姿勢なら自分も周りも守れるか”という、地に足のついた視点をくれるところです。例えば、ネットに出した情報は刺青のように残るという前提に立ちながら、それでも「隠すより、意図を明確にして出すほうが信頼につながる」と説明するところは、個人的にかなり腑に落ちました。また、完璧であろうとするほど動けなくなるという指摘も、発信に限らず仕事にもそのまま当てはまる感じがします。間違えたら線を引いて訂正すればいい、という姿勢は、SNS の世界より前に人としての態度そのものだなと。 最終的にこの本が教えてくれるのは、パブリックであることは“強がり”ではなく、関わり方の選び方だということでした。誰に何をどこまで見せるのか、その判断基準を自分の側に取り戻す感覚に近いです。ネットでの振る舞いに迷いがある人、透明性と恐れのあいだで揺れる人には、とても静かに効くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

これまでのプライバシー/パブリックの境界を越えて今、人々が自分をオープンにさらし、シェアしはじめている。それは、“パブリックであることが価値を生みだす”ことに、ますます多くの人が気づいてきたからだ。それは個人にとどまらない。企業は、透明性とコラボレーションによるイノベーションの可能性に気づき、政府や自治体は莫大な保有データを公開することで新たな価値を生みだしはじめた。ネットを介して生まれつつある“パブリック”―それは、ソーシャルメディア革命と3.11を経て見えてきた、大公開時代の新しいフロンティアだ。
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