
自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書
徳力 基彦
朝日新聞出版 / 202008
この本について
SNSで発信しようと思いつつ、結局「何を書けばいいんだろう」「仕事に本当に意味あるのかな」と手が止まってしまうこと、僕もずっとありました。数字を気にしすぎたり、いきなり人に役立つことを書かなきゃと力んでしまったり。そういうときに出会ったのが、この本でした。 この本は、いわゆる“バズらせるためのテクニック本”ではなく、組織に所属したまま淡々と発信していくための現実的な視点が一貫しています。特に、「発信は自分のためのメモでいい」「小さな発信でも蓄積すれば検索に耐える資産になる」という考え方は、肩に入っていた力がすっと抜ける感覚がありました。仕事で読んだニュースや本の気づきを一行でも外に出しておくと、それが数ヶ月後に自分の強みとして可視化されていく。これは実際に続けてみると、じわじわ効いてきます。 もう一つ刺さったのは、「発信の軸を決めて、ゆるくキャッチコピーを持つ」という話。自己ブランディングと聞くと身構えがちですが、要は“自分がどんな視点で世界を見ているか”を短く置いておくと、迷ったときの基準になるんですよね。結果として、書く内容も選びやすくなり、発信の素振りが日常に馴染んできます。 いま「発信したいけど、何をどう続ければいいのか曖昧なまま」という人には、かなり相性のいい一冊だと思います。僕もまだ手探りですが、この本に書いてある“必要とする人に見つけてもらえばいい”という姿勢は、SNSに向き合うときの支えになっています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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