
脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体
中野信子
幻冬舎
累計読者数27
平均ハイライト数 11.3件/人
推定読了時間 約2時間
star総合評価 57/100
start序盤集中型
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この本について
お酒を飲みすぎて後悔したり、ついスマホや食べ物に逃げてしまったり、理由はわからないけど気持ちが不安定になる日ってありますよね。意思が弱いだけじゃなくて、脳の仕組みが関わっているらしい…と薄々感じつつも、じゃあ何をどう理解すればいいのかがよく分からない。自分も同じでした。 この本を読むと、アルコールでブレーキが外れる理由や、寂しさが恋愛依存につながる流れ、さらには「褒められるとうれしい」の背後にある報酬系まで、日常で起きていることが脳レベルで腑に落ちます。特に、依存対象そのものより“脳のバランスの問題”として描かれている点が、自分を責めがちな人間にはすごく助けになる感覚でした。行動を変えるというより、「ああ、こういう仕組みなのか」と視点が一段落ち着く感じです。 便利になったのに幸福感が薄れやすい理由が、他人との比較によって報酬の感じ方が変わるからだ、という話も日常に直結します。頑張っているのに満たされないとき、まず脳の動きを知っておくと余計な混乱が減ります。 自分のクセを“心の問題”だけで処理しようとして疲れている人に、静かに効く本だと思います。
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出版社による紹介
セックス、ギャンブル、アルコール、オンラインゲーム--人間はなぜ、これらをやめることができないのか。それは中脳から放出される“脳内麻薬”ドーパミンが「快感」を司る脳の各部位を巧みに刺激しているからである。コカインや覚醒剤はこの脳内回路「報酬系」を誤動作させて過剰な快楽を与え、依存症を招くものだ。だがこのドーパミンは他人に褒められたり、難易度の高い目標を達成するなど、「真っ当な喜び」を感じる時にも大量に放出されている。なぜ人間の脳はこんなしくみになっているのか。話題の美人脳科学者が人体の深遠なる謎に迫る。
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