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この国を出よ (小学館文庫)

この国を出よ (小学館文庫)

大前研一、柳井正

小学館 / 2013-01-09

累計読者数6
平均ハイライト数 20.5件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 64/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 53%

この本について

仕事で行き詰まった時、「このまま国内だけの感覚でやっていて大丈夫なんだろうか」と不安になることがあります。自分のスキルも評価軸も、日本の枠の中で閉じてしまっているような感覚。かといって、海外に出るほどの覚悟なんて簡単に持てない。そんな揺れの中で読んだのが『この国を出よ』でした。 この本が効くのは、「海外に行け」という話よりも、その背景にある“視点のズレ”を正面から突きつけてくれるところです。例えば、日本人が苦手だと言われがちなロジックやリーダーシップの問題を、教育や文化のせいにして終わらず、「じゃあどう鍛えるのか」を現場レベルで語ってくれるところ。あるいは、ドラッカーの言う「顧客の創造」を、“自分の仕事を喜んでお金を払ってくれる人を一人増やす”という、日々の行動に落とし込んでくれるところ。読んでいて痛い部分も多いのに、不思議と前に進みたくなるのは、柳井さんの自己否定と軌道修正の姿勢があまりにも現実的だからだと思います。 海外に行くかどうかはさておき、「今の枠のままでは成長が鈍っている気がする」という人には刺さるはずです。自分の仕事や考え方を、いったん日本という前提から切り離して見直したい時に、静かに背中を押してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

この国を出よ! 中国がGDPで日本を抜き、韓国ではサムスンやLG電子が業績を伸ばす一方で、我が国は立ち往生している。 大前研一氏と、同氏と交流のある柳井正氏の2人は、そんな日本に警鐘を鳴らし、世界に飛び出す必要性を説いている。実際にユニクロでは、世界戦略を進め、上海やパリなど世界各都市に旗艦店を出店して成功を収めている。 2大論客による警世憂国対論集。 ●主な内容 もう黙っていられない――柳井 絶望的状況なのに能天気な日本人――柳井 「失われた20年」に国民の財産300兆円が失われた――大前 今の日本は「ミッドウェー後」とそっくり――大前 “ジャパン・パッシング”が本格化している――大前 「成功者に厳しい税制」が国力を削ぐ――柳井 フリースもヒートテックも「顧客の創造」だった――柳井 GEやサムスンは人材育成に1000億円かける――大前 「政治家育成」「一院制」「官僚リストラ」の三大改革――大前 ほか
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