
世界のどこでも生きられる! 外籠もりのススメ
May_Roma(谷本真由美)
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2014-01-31
この本について
海外で働いてみたい気持ちはあるのに、実際のところ自分なんて通用するのか…と踏み切れないまま時間だけ過ぎていく。語学も完璧じゃないし、そもそも何を準備すればいいのかもよくわからない。頭の中ではずっと気になっているのに、現実的な一歩が見えなくて、なんとなくモヤモヤだけが溜まる。僕自身も同じところで止まっていたので、この感覚はすごくわかります。 この本は、いわゆる「海外で働くための成功マニュアル」とは全然違っていて、むしろ日本の感覚のままでは何が噛み合わないのかを、えげつないほど具体的に見せてくれます。例えば「出る杭になるのが大事」とか「世間話のために現地のゴシップを仕入れておく」といった、意識高い系とは真逆のリアルさ。履歴書の書き方も、専門性の切り出し方も、こっそりゴーストライターに頼むのも普通、という割り切り方も、日本にいるとまず聞けません。読んでいると、海外での働き方が特別な挑戦というより、視点と慣れの問題なんだとだんだん腹に落ちてきます。 一番効いたのは、「言わないと伝わらない。黙って察してもらおうとするのは黒魔術扱い」という部分で、これだけでコミュニケーションの前提が変わりました。あと、嫌なことを先に片づけて本当にやりたいことを後回しにすると、気づいたら何もできないまま終わる、という刺さる指摘。海外に行く行かないに関わらず、自分の時間をどう扱うかを考えさせられます。 刺さるのは、「海外に出たい気持ちはあるけど、理想論じゃなく現実の手触りが知りたい人」。きれいごとじゃ動けないタイプの人ほど、妙に背中を押される本だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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