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自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)

自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)

本田 秀夫

SBクリエイティブ / 2013-03-15

累計読者数17
平均ハイライト数 16.5件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 56/100
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この本について

仕事でも人間関係でも、「自分のペースを守りたい気持ち」と「周りに合わせなきゃいけない現実」のあいだで疲れてしまうこと、ありませんか。相談したいのに言葉が出てこないとか、興味のない作業になると急に集中が切れるとか、逆に好きなことに熱中しすぎて時間配分が崩れるとか。周りには説明しにくいけれど、自分の中ではずっと引っかかっている感覚です。 本田秀夫さんの『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』は、その「説明しにくい部分」を、無理にポジティブに塗り替えずに、ちゃんと整理してくれる本でした。特に、曖昧な指示が苦手な理由や、興味の偏りでスケジュール管理が不安定になる仕組みなど、「ああ、そういうことか」と腹落ちする説明が多いんです。また、できないことを努力でねじ伏せるのではなく、得意なことを伸ばして自律していくという考え方が、実生活の選択を少し楽にしてくれます。無理して “普通” に近づこうとするより、環境の調整や頼り先を確保するほうが現実的だという視点も、読んでいてホッとしました。 自分の特性を「直すべき欠点」として扱うのに疲れた人や、最近の環境変化でしんどさが増している人には、特に刺さると思います。読んだからといって急に生きやすくなるわけではありませんが、少なくとも「どうしてこうなるんだろう」という長年のもやが少し晴れて、次の一歩を考える余裕が出てくる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持が最優先―あなたの身の回りにそんな人はいませんか?あるいは、あなた自身そういう自覚がありませんか?自閉症とアスペルガー症候群の垣根を取り払い、連続した1つの状態と捉えることで、障害の概念を根本から覆す「自閉症スペクトラム」の考え方が注目されています。10人に1人が潜在的に抱える「生きづらさ」の原因を解明するとともに、早期発見や療育、支援の方法まで、多角的に解説します。
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