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発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書)

発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書)

本田 秀夫

SBクリエイティブ / 2018-12-05

累計読者数18
平均ハイライト数 9.3件/人
推定読了時間 約2時間35分
star総合評価 64/100
trending_up後半加速型
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この本について

仕事や人間関係で「普通ってなんなんだろう」とモヤモヤしたまま、自分の癖を直そうとして余計に疲れてしまうことってありませんか。できるだけ周りに合わせようと頑張っているのに、どこかしっくりこない。休みの日まで“やるべきこと”に追われて、気づいたら自分の好きなことが後回しになる……。僕自身もそういう時期が長かったので、この本の抜粋を読んだ人が保存した理由がすごくよくわかります。 この本は「苦手だからダメ」という話ではなく、「その人が何を優先しやすいか」という視点に置き換えてくれます。たとえば、知識の扱い方ひとつとっても、アナウンサーと研究者で目的が違うように、同じ“できる・できない”でも背景がまったく別にある。その発想に触れると、自分の反応やこだわりを、一度フラットに見直せるようになるんです。また、周りに合わせすぎる“過剰適応”がどう積み重なるのか、どこで燃え尽きやすいのかが、生活の場面レベルで語られるので、単なるラベルの話では終わりません。無理をやめるポイントが具体的に見えてきます。 さらに、「やりたいことを大切にする」という言葉も、精神論ではなく、発達特性がある人ほど“やるべきこと”に押しつぶされやすいという構造から説明されます。だからこそ、自分の情熱が暴走しやすいタイミングや、生活のなかで調整すべき点が理解できるようになる。本を読みながら、「ああ、これは単なる怠けとか努力不足とは違うんだ」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。 自分の特性を「問題」ではなく「選びやすい傾向」として知りたい人、そして“普通に合わせる”努力に疲れてしまった人にとっては、かなり刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

疾患モデルではなく、ただ少数派なだけ! 「無理に治さなくていいのか!」「目からウロコが落ちた!」と大反響 「こだわりが強い」「うっかり屋」「気が散りやすい」…… 発達障害は、じつは疾患モデルではなく、 ただ少数派なだけ! ●発達障害の人は、なぜ独特の行動をとるのか 私は、精神科医として30年あまり、臨床経験の大半を発達障害の診療に費やし、乳幼児から成人まで、さまざまなライフステージの方たちによりそってきました。それだけの期間にわたり、臨床医として活動している例は世界的にもまれです。そのような機会があったからこそ、発達障害のやや不可解な部分について、いろいろと知り、いろいろと考えることができました。その成果をこの本を通じてお伝えします。 発達障害の入門書や解説書はすでにたくさん出ていますが、この本では、私の長い臨床経験から、ほかの発達障害の本にはあまり書かれていないことをお話ししていきたいと思います。それは、発達障害のなかでも割合がかなり多いにもかかわらず、十分に理解されていない人たちの話です。 発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などの種類がありますが、じつはそれらの種類のいくつかが重複している人が、かなり多くいらっしゃいます。そして、そうした重複例はかなり多いにもかかわらず、適切に理解され、対応されていないケースがよくみられるのです。 自閉スペクトラム症には「対人関係が苦手」で「こだわりが強い」という特徴があります。そしてADHDには「気が散りやすい」「じっとしていられない」という特徴がみられます。 「こだわりが強いこと」と「気が散りやすいこと」は、一見するとまじりあわない特徴のように思われます。しかし、それらが重複して現れるケースがよくあります。 (「はじめに」より)
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