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知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

本田 秀夫

SBクリエイティブ / 2024-03-07

累計読者数6
平均ハイライト数 15.3件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 52/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

子どもの「できない理由」が霧の中にあって、親としてどう向き合えばいいのか迷うことってありますよね。頑張らせすぎて疲れさせてしまったり、逆にどこまで支援していいのか分からなかったり。自分の経験でも、子どもの困りごとが“性格なのか特性なのか”判断できずに、ずっとモヤモヤしていました。 この本は、そのあたりを丁寧にほどいてくれます。特徴的なのは、知的障害と発達障害を別々に見ないところ。日本の制度上は分かれているけれど、実際には同じ「神経発達症」の仲間で、両方の可能性を一緒に考えたほうが支援がスムーズになる。その視点に触れるだけで、子どもの困りごとを立体的に見やすくなります。また、無理させてから支援を考えるのでは遅いという話も現実的で、子どもの「少しの努力で届くゴール」を設定する重要性が腑に落ちます。さらに、特性と情緒の揺れを分けて考えるという指摘は、二次障害を防ぐうえでかなり大きなヒントになります。 親だけで抱え込まなくていいというメッセージも印象的で、親の会など周囲のネットワークをどう使うかまで触れられているのがありがたいところです。 子どもの困りごとの正体を、ひとりで抱えたまま整理しきれずにいる人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「知的障害×発達障害」この2つの障害が重なることで、どんな特性が生まれるのか? 著者のSB新書『自閉症スペクトラム』『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』『子どもの発達障害』『学校の中の発達障害』は、累計25万部突破! ●今回のテーマは「知的障害×発達障害」。これは、最新のDSM-5(米国精神医学会の精神疾患の診断分類)では「神経発達症」と定義づけられているもの ・この2つの障害が重なり合うことで、どんな特性が生まれるのか? ・早期に発見・支援することで、どんな大人になっていくのか? ・今、注目を集める「境界知能」についても言及していく ●キーワード:「早く」気づいて、「ゆっくり」育てる! この本では、知的障害の支援において「早く」と「ゆっくり」がどちらも重要だということを解説していきます。「はじめに」で述べたように「早く」は早期支援のことですが、もう一つの「ゆっくり」は、一体何がゆっくりなのでしょう? みなさんはおわかりになりますか。 これから始まる一冊を通して「ゆっくり」の意味をお伝えしていきますが、ただ読むだけでは、その意味を実感しにくいかもしれません。そこでみなさんには「知的障害の何がゆっくりなのか?」を考えながら、この本を読んでいただきたいと思います。 この本は大きく二つのパートに分かれています。 ・前半(第1章~第2章) 発達障害と知的障害の基本をお伝えします。1章は事例、2章は基礎知識です。 ・後半(第3章~第6章) 前半パートの基礎知識をふまえて、「ゆっくり」の意味を解説していきます。「ゆっくりとは何か」「ゆっくりな子をどう育てていくか」をお伝えします。 ※カバー画像が異なる場合があります。
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