
ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)
池田信夫
PHP研究所 / 2008-08-01
累計読者数6
平均ハイライト数 37件/人
推定読了時間 約2時間14分
star総合評価 75/100
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この本について
仕事でも社会でも、「正しい選択って何なんだろう」と迷う場面が増えました。制度をどう変えればいいのか、何が最適なのか、誰も確信が持てない。そのモヤモヤの正体を言語化してくれるのが、この本でした。 読んでみて気づいたのは、僕らが頼りにしている“合理性”って、思った以上にあてにならないということです。革命や大改革が必ずしも良い結果を生まない話や、制度が意図せず形づくられてきた過程を追うパートは、現代の仕事の意思決定と重なりました。マーケティングをどれだけ分析してもイノベーションは読めない、という指摘も現場の感覚と一致していて、妙に腑に落ちるんですよね。 もうひとつ刺さったのは、自由が「自然に維持されるものではない」という視点です。財産権や法のあり方など、目立たないインフラが壊れるだけで、社会は簡単に逆戻りする。だからこそ、日本の制度がどんな偶然と積み重ねでできたのかを俯瞰する部分は、今の閉塞感をどう捉えるかのヒントになりました。 派手な答えをくれる本ではないですが、「制度ってどう判断すればいいのか」に悩む人—特に組織の変化に関わる仕事をしている人にはしっかり効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
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