
戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか (PHP新書)
池田 信夫
PHP研究所 / 2015-04-16
累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約2時間23分
star総合評価 28/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも社会のことでも、「結局、誰がルールを決めているのか」が気になってモヤモヤする瞬間ってありますよね。正しさを語る人は多いのに、現実はほとんど動かない。その理由を自分なりに理解したいけれど、思想の話になると急に遠く感じてしまう……そんなときに手に取ると、腑に落ちる部分が多い本でした。 この本が効いてくるのは、リベラル思想そのものを評価するというより、「なぜ歴史の中で力を持てなかったのか」という現実のプロセスを淡々と見せてくれるところです。読者の方の抜粋にもありましたが、結局は“分配のルールを誰が握るか”という具体的な話に落ちていく。理念よりも制度設計が世界を動かすという視点に触れると、政治や社会問題を見るときの目線が少し変わります。また、思想家たちがどこで挫折したのかを歴史として追いかける構成なので、単なる批判ではなく、「なぜうまくいかなかったのか」を自分の仕事や組織の課題に重ねて考えやすいのも特徴です。 思想書は身構えるという人ほど、この現実的な距離感がちょうどよいかもしれません。社会の仕組みがどう動くのかを、自分の手触りのある感覚で理解したい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
本書は戦後の歴史をたどりつつ、歴史を変えることのできなかったリベラルな知識人の挫折の原因をさぐる「敗者の戦後史」である(「はじめに」より)。全面講和から安保反対、反原発運動に至るまで、日本の左翼は理想主義的なスローガンに終始し、保守陣営への対案を示してこなかった。2014年の朝日新聞の大誤報は、そんな「戦後リベラル」たちの終焉を示していたと言えるだろう。戦後70年を経たいま、「革新」という幻想はこれからどこへ行くのか。「敗者の戦後史」から逆照射すれば、未来の日本への道筋が見えてくる。日本を「普通の国」へと変える論点がわかる、刺激的な論考! 【PHP研究所】
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