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発達障害のいま (講談社現代新書)

発達障害のいま (講談社現代新書)

杉山登志郎

講談社 / 2011-07-20

累計読者数4
平均ハイライト数 19.3件/人
推定読了時間 約3時間
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 57%

この本について

子どもの発達のことで悩んでいると、何を信じて動けばいいのか分からなくなる瞬間があります。生活リズムの乱れ、学校との距離感、甘えさせるべきか厳しくすべきか……頭では分かっていても、目の前の子どもとのやり取りになると迷いが出る。自分も同じように揺れてきました。 『発達障害のいま』は、その迷いに「具体的にどこを見ればいいのか」を示してくれる本でした。たとえば、幼児期なら生活習慣と親子のやりとりに立ち返ること、学童期なら学校という社会に入る経験がとても大事なこと。できない場面が続くときには、単なる”性格”ではなく、過敏さや情報処理の難しさが裏で邪魔をしていないかを考えてみる視点もくれます。さらに、うまくいかない背景にトラウマが潜んでいることがあるという指摘は、自分の向き合い方を何度も振り返らせてくれました。 これは「発達障害を理解したい親御さん」だけでなく、「どう接すればいいのか毎日手探りのまま来てしまった人」にとっても静かに効いてくる本です。子どもを変えるというより、こちらの見方を少し変えることで、日々の行き詰まりがほどけていく感覚がありました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

発達障害から発達凸凹へ。発達障害児の影に潜む家庭の問題とは? こころの骨折・トラウマはどう治す? 保護者、教育関係者から小児科医まで必読の書。発達障害の予防はできるだろうか。筆者はそれは、発達凸凹のレベルに留めることによって可能であると思う。(中略)凸凹レベルの場合、それはマイナスではない。さまざまな発達凸凹がむしろ社会を支える原動力になる時代が来ることを祈りたい――〈本文より〉
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