
子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害 (講談社現代新書)
杉山登志郎
講談社 / 2018-09-19
累計読者数8
平均ハイライト数 19.1件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
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この本について
子どもの機嫌に振り回されて、これでいいのか…と日々迷う瞬間ってありますよね。頑張りたい気持ちはあるのに、何を大事にすればいいのかが分からなくなる。叱り方ひとつとっても、正解が見えないまま手探りで進んでいる感じ、僕もよくあります。 この本が助けになるのは、「愛着」という言葉の輪郭を、現実の子育ての場面まで落としてくれるところです。触れ合う、近くにいる、安心できる。この当たり前すぎて説明しづらい土台が、どう子どもの脳や行動に影響していくのかが、具体的に語られています。たとえば体罰が前頭前野にどんな影響を残すのか、逆に保育園の環境が親子関係を安定させるケースがあるのはなぜか。こういう“現実的な説明”があると、今日の接し方を少し変えられる気がします。 もうひとつ読んでいて救われたのは、発達の凸凹や性質の違いを「誰しも当たり前にあるもの」として扱っているところです。生まれつきの気質と環境のかかわり方、3歳までに育つ内在化の話など、育て方の“良し悪し”ではなく、どう支えると無理が減るのかを丁寧に描いてくれます。 子どもにとって何が本質的な安心なのかを考えたい人、そして「完璧じゃない親でもいいのか」を確かめたい人には、静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
発達障害研究の第一人者が書く、今の子どもたちにとって本当に必要な子育ての方法。発達障害の増加や子ども虐待の急増、いじめや校内暴力など、子育ての大変さばかりが際立っている。そこで、いくつかのとても大事なことだけ押さえておけばいいということを示す。
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