
女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方 (中経の文庫)
竹内エリカ
KADOKAWA / 2015-09-25
この本について
子育ての話って、正解が見えないまま毎日判断し続ける感じがあって、ときどき不安になりますよね。特に「これって叱るべき?」「まだ理解できないだけ?」みたいな迷いは、僕もよく立ち止まってしまいます。この本を読んで驚いたのは、そうしたモヤモヤに“発達の順番”という視点が入るだけで、子どもの行動の見え方がガラッと変わることでした。 たとえば、ルールを守れるようになるのは3歳以降だから、1歳に「これはダメ」を積み上げても伝わらないこと。生意気に見える態度の裏側に、まだ言葉で処理できない不安が隠れていること。そして、女の子は0歳のころから表情や色、質感を繊細に読み取っていて、こちらのちょっとした表情の差まで感じ取っていること。どれも「自分がうまくできていないから」ではなく、成長の段階として自然なことなんだと、少し肩の力が抜けました。 この本は、しつけのテクニック本というより「子どもとの距離感を調整するための視点」をくれる一冊です。こちらの言葉のかけ方も、「いい子だね」ではなく「自分からできたね」といった具体的な表現に変えるだけで、子どもの自己肯定感の育ち方がまったく違ってくるという話も、日々の中で試しやすいところだと思います。 「叱る基準に迷う」「わがままに見える行動の意味がわからない」と感じている人ほど、腑に落ちる部分が多いはずです。読めば、完璧じゃなくても大丈夫だと思える余白が少し増えます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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