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LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

吉森 保

日経BP / 2020-12-18

累計読者数40
平均ハイライト数 19.3件/人
推定読了時間 約4時間28分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
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この本について

年齢を重ねるほど、「自分の体の変化って、どこまでコントロールできるんだろう」とか「健康情報は多いのに、何を信じたらいいのかわからない」というモヤモヤが増えてきます。経験だけで判断するのも不安だし、専門用語ばかりの本は読む気がしない。そんなときに、この本のように“しくみのレベル”まで丁寧に説明してくれる一冊は意外と少ないです。 読んでいて刺さったのは、まず「科学は仮説を更新し続ける営みだ」という視点です。自分の経験だけを根拠に判断しがちな場面で、ほんの少し立ち止まって考える余裕が生まれました。また、細胞やDNA、オートファジーといった言葉が「抽象的な概念」ではなく、体の中で本当に起きている具体的な作業として描かれていくので、健康習慣の選び方にも納得感が出てきます。腹八分や運動がなぜ効くのかが“理屈として腑に落ちる”感覚は、この本ならではだと思います。 そしてもうひとつ大きかったのは、老化や病気を“異常な例外”ではなく、生命の仕組みの中にある自然なプロセスとして捉え直せたことです。だからといって諦めるのではなく、細胞がどう恒常性を保ち、どんなときに崩れるのかを知ることで、自分の生活のどこを整えるべきかが見えてきます。 情報に振り回されず、体の仕組みを理解したうえで自分の習慣を選びたい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

世界的生命科学者であり、ノーベル賞受賞者の共同研究者でもある著者による、 入門から最先端まで、生命のことがわかる一冊! 2016年ノーベル生理学・医学賞受賞大隅良典氏、元日本マイクロソフト社長成毛眞氏推薦!! 科学が発展しすぎた時代に、まどわされず、自分で考えるための基礎教養 人生100年と言われる時代ですが、それはただ寿命が延びただけの話。 寝たきりやアルツハイマーで何年も過ごさなければならないのが、いまの現状です。しかし、生命科学は「死ぬ寸前まで健康でいる」ために日々発展しています。 この本は、世界的生命科学者が、細胞の話といった生命科学の基本から、抗体やウイルスの話、そして、最先端の知見を、極めて分かりやすく教えてくれる本です。 どんな病気も「細胞」がまず悪くなることなので、基礎である細胞の理解をまず足掛かりに、この本を読み終わるころには、さまざまな「体」にまつわることが理解できるようになっています。 筆者は、2016年にノーベル賞を受賞して話題になって「オートファジー」の世界的権威でもあります。 オートファジーがわかれば、「細胞を新品にする機能」=「アルツハイマーや生活習慣病をなくす可能性がある」ことになるので、必然的に病気の最先端研究まで知ることもできます。 昔は医療にそんなに選択肢がなかったので、知らなくてもよかったのですが、現代は、医療はもちろん、生活にも生命科学は入りこんでおり、いちど学んでおかないと自分で判断ができません。 この本を読み終わるころには、正しさを見抜く力、エセ科学やニュースにまどわされない力もきっと身についているはずです。
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