
超スピード文章術
上阪 徹
ダイヤモンド社 / 2017-08-25
この本について
書く仕事でも日報でも、気づいたら「何を書けばいいんだっけ…」と手が止まることがよくあります。頭の中では伝えたいものがあったはずなのに、いざ向き合うと形容詞ばかり浮かんでしまって、中身が薄い気がしてくるあの感じ。自分もずっと悩んでいたのですが、この本を読んでから少しだけ視点が変わりました。 特に刺さったのは、「書く前に目的と読者を“見える場所”に置いておく」というシンプルさです。文章が迷子になるときって、目的を忘れているときが多いんですよね。この本はそこを言い訳できないくらい具体的に教えてくれるので、書く前の準備が一気にラクになりました。そして「素材は記憶を信用しないで、その場で書き留める」という姿勢。自分の感覚すら素材にしていい、という許しのような言葉にも救われました。形容詞を避け、具体的な場面を拾うことで文章に厚みが出る感覚も、実際に試してみるとすぐにわかります。 もうひとつ良かったのは、「まず粗く書ききる」という考え方です。うまく書こうとして止まってしまう癖がある人ほど、最初の一気書きが武器になるはずです。あとで削る前提なら、思った以上に筆が進みます。 文章を書くたびに手が重くなる人、あるいは「結局伝わっていない気がする」とモヤモヤしている人には、かなり実用的に刺さると思います。読者の相場観をつかむという発想も、日常の観察がそのまま文章力につながる感覚があって、無理なく続けられました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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