
私たちは意外に近いうちに老いなくなる
吉森 保
日経BP / 2025-11-16
累計読者数3
平均ハイライト数 17.7件/人
推定読了時間 約2時間56分
star総合評価 48/100
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この本について
年齢を重ねると、なんとなく「体ってこういうものだよな」と受け入れてしまう場面が増えてきます。疲れが抜けづらかったり、食事や運動のことで迷ったり、免疫の仕組みなんて遠い世界に感じたり。僕自身もそうで、なんとなくモヤモヤしながら生活していました。 この本が面白いのは、老化を魔法のように止める話ではなく、「体の中で何が起きているのか」を具体的なイメージでつかめるようになるところです。免疫が高齢者で反応しづらくなる理由や、炎症がどんなときに起きているのか、そもそも細胞はどうやって掃除されているのか。難しそうに見えるテーマを、日常の選択につながる形で説明してくれます。例えば、断食のような極端なことをしなくても腹八分目で十分だとか、納豆や味噌に含まれる成分が細胞の入れ替えを助けてくれる可能性があるとか、読んだあとに「これなら続けられそうだな」と思える話が多いです。 個人的には、老化を避けるかどうかというより、「細胞の中で何が起きているかを知っているだけで、日々の選択の迷いが減る」という感覚が残りました。運動も全部やればいいわけじゃなくて、有酸素運動がどう効くのか、逆に筋トレはどんな影響があるのか。睡眠やストレス、人とのつながりまで細胞レベルで説明されると、生活の一つひとつが少し現実味を帯びてきます。 自分の体に起きていることを、感覚任せではなく、ゆるく理解したい人に刺さる本です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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出版社による紹介
★ノーベル賞/大隅良典氏推薦! ★老化研究の最前線は、本当のところいまどうなってるの!? ★オートファジーの世界的権威が分かりやすくご案内! これまで権力者も、どんな大富豪も手に入れられなかった「老いない体」、私たちは手に入れられるのでしょうか? 老化は複雑な現象なので、さまざまな面があります。それを各分野の専門家に取材してなるべくわかりやすく解説したのが本書です。 本書は、ノーベル賞級の活躍をする教授陣に吉森先生が取材し、現在の研究の最前線をわかりやすく解説したものです。 細胞老化、免疫、皮膚、NMNなど10のジャンルを紹介。「老化の敵は『慢性炎症』」「できるだけ紫外線を浴びないようにする」「オートファジーは脳も守る」「NMNは点滴で入れるのは危険」「100歳以上生きる人は、病気を起こす遺伝子をそもそもあまり持っていない」など。 分かりやすく、豊富な図解で説明しているので、生命科学の基本的な知識も、楽しく読んでいるうちに身につきます。
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