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子どもの感情コントロールと心理臨床

子どもの感情コントロールと心理臨床

大河原 美以

累計読者数7
平均ハイライト数 27.4件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

子どもが泣き出したとき、「どう受け止めるのが正解なんだろう」と迷うことってありますよね。叱るのも違う気がするし、かといって全部受け入れると甘やかしているように感じてしまう。僕自身、現場で子どもと関わるたびに、この揺れがずっとつきまとっていました。 この本を読んで腑に落ちたのは、子どもの感情って“理屈より身体が先に動いている”という当たり前のことでした。大人のように状況を客観視できないから、ちょっとした不安もその瞬間は危機になる。そのときに親がどう関わるかで、「いやな気持ちを抱えられる力」が育つかどうかが変わってくるという視点は、現場での見方を大きく変えてくれました。泣きやませるよりも、安心して泣ける環境をつくること。感情を否定しない声かけ。ワンメッセージをぶらさない枠組み。どれも特別なテクニックじゃないのに、日常でつい抜け落ちがちな部分ばかりです。 読んでいて特に刺さったのは、大人が「大丈夫だよ」と言うとき、その言葉は子どものためではなく、自分の不安を落ち着かせたいだけになっていることがある、という指摘でした。心当たりがありすぎて、少し胸が痛くなりました。でも、だからこそ、この本は親や保育者を責めずに、どうすれば子どもの“感じる力”を育てられるかを実践的に示してくれます。 「感情に向き合う子どもを前にすると、自分のほうが揺さぶられてしまう」という人には、とても静かに効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

怒り・不安・恐怖に支配される子どもたち。きれる、かんしゃく、暴力、いじめ、不登校、リストカット...子どもの心の問題はどのように生じるのか。
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