
The Art of Loving (English Edition)
Erich Fromm
Open Road Media / 2013-02-26
この本について
人と深く関わりたいのに、距離が近づくと不安になったり、逆に「この相手でいいのか」と妙に市場目線になってしまうこと、僕もよくあります。孤独と親密さのあいだで揺れる感じって、周りには言いづらいけれど日常的にあるものですよね。 『The Art of Loving』を読んで刺さったのは、愛を“感情”ではなく“技術”として扱っているところでした。抜粋にもあるように、分離の不安や罪悪感、相手を所有物にしたくなる衝動まで、全部「人間がそういう存在だからこそ起こる自然な反応」として説明されていく。そのうえで、愛とは相手の成長に能動的に関わることだ、と静かに示される。これが自分をかなり落ち着かせてくれました。また、理論だけではなく、練習と労働を伴う“技”として語られることで、「向き不向きではなく、関わり方を学ぶプロセスなんだ」と視点が切り替わりました。 特に、誰かといるのに孤独だったり、関係が「商品選び」みたいになってしまう人には、かなり実感に近い形で響くと思います。愛の理想論に疲れたけれど、それでも人と関わることを諦めたくない人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
読書の順序
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