
悩む力 (集英社新書)
姜尚中
累計読者数6
平均ハイライト数 6.3件/人
推定読了時間 約4時間23分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 28%
この本について
仕事をしていても、ふと「自分は社会の中でちゃんと生きられているのか」と不安になる瞬間があります。人とのつながりが薄く感じたり、頑張っているのに承認されている実感が持てなかったり。頭では「もっと前向きに」と思うのに、心はなかなか追いつかない。そんな揺れが、年齢に関係なく続いてしまうことってありますよね。 『悩む力』は、その揺れを無理に抑え込もうとしないところが良いと思っています。抜粋にもあるように、著者は「自我は他者との関係からしか生まれない」と話します。だからこそ、孤独感を感じるのは甘えではなく、むしろ文明が進んだ社会で生きる私たちにとって自然なことなんだと感じられる。悩む時間も、ただの停滞ではなく、自分がどう社会とつながりたいのかを探っている動きそのものなんだと視点が変わります。 また、働く意味についての語りも刺さる人は多いはずです。「働くことによって初めて、そこにいていいという感覚が得られる」。この言葉は、仕事に疲れた時には重く響くけれど、同時に救いにもなります。キャリアの正解探しではなく、「自分が社会とどう関わることで落ち着けるか」を考えるきっかけになるはずです。 人とのつながりに違和感があったり、承認を求めすぎている自分に気づいてしんどくなる人に、静かに効く本です。悩んでいる最中でも、「この揺れは無駄じゃない」と思える余白がほしい人に向いています。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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出版社による紹介
安定した収入、伴侶と家族、健康、老後のたくわえ―。この既存の幸福像は、いまや瓦礫と化した。神仏はおろか、現代社会の宗教とも言える科学への不信も極まり、寄る辺ない私たちの孤立はさらに深まっている。この憂鬱な時代のただ中で、私たちが真の意味で生まれ変わり、新たな「幸せの感情」に浸ることなど、果たして可能なのだろうか?その問いを解く鍵は、夏目漱石の一〇〇年前の予言にこそある。大ベストセラー『悩む力』刊行から四年の時を経て、待望の続編がついに登場。
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