
この本について
食生活って、正解が多すぎて迷いませんか。体にいいと言われるものを取り入れてみても、季節や体調でしっくりこなかったり、「続けること」が目的になってしまったり。僕も同じで、気づくとルールに縛られて疲れてしまうタイプです。 この本が少しおもしろいのは、「マクロビ=厳しい食事法」というイメージを裏切ってくるところです。陰陽のバランスとか、玄米の話も出てきますが、著者が一貫して言っているのは“そのときの自分に合うやり方を選ぶ”という姿勢でした。たとえば、ストレスでぎゅっと陽性に偏っているときは、少し陰のゆるむ食べ方を意識してみる、といった具合に、無理のない調整の仕方を教えてくれる感覚です。また、季節や環境が変わったら食べ方も変わって当然という考え方も、日々「以前うまくいった方法」にしがみつきがちな僕にはけっこう刺さりました。 とはいえ、劇的に生き方が変わるような本ではありません。でも、毎日の食事にちょっとした視点を足すだけで、体の声が前より拾いやすくなる。そんな「小さな調整」のヒントが詰まっている一冊です。 自分のコンディションに合った食べ方を探したい人には、とくにすっと入ってくると思います。
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