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インテンション・エコノミー~顧客が支配する経済

インテンション・エコノミー~顧客が支配する経済

Doc Searls、栗原潔

翔泳社 / 2013-03-14

累計読者数3
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約8時間43分
star総合評価 42/100
start序盤集中型
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この本について

データまわりの仕事をしていると、「自分の情報って、いつの間にかどこかの企業の都合で動いてないか…」みたいな気持ちになることがあります。便利さを享受しているつもりでも、じつは自分の意思とは別のところで仕組みに乗せられている感じが消えない、そんなモヤモヤです。 この本は、その違和感を言語化しつつ、じゃあ顧客側が主導権を取り戻す未来はどうなるのかをかなり具体的に描いてくれます。パーソナルデータを自分で管理するという話も抽象論ではなく、PDSやフォースパーティのような仕組みを通して「こういう関係なら実現できるよね」と示してくれるので、単なる理想論で終わらないのがありがたいところです。広告に頼らない取引や、自分の条件を提示できる世界の描き方も、いまの働き方にそのまま置き換えて考えられました。 特に、企業側の“推測”ではなく、顧客の“意思”が経済を動かすという視点は、日々のサービス設計に迷っている人ほど刺さると思います。自分の情報を差し出す側ではなく、扱い方を選べる側に戻るとはどういうことか。そんなテーマに興味がある人に向いている一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

顧客が企業を選択するVRM(企業関係管理)の世界へシフト ネットによって情報が自由に流通し、顧客がますます大量の情報を有効に活用できるようになっていく中で、この「インテンション・エコノミー」という新しい経済は、広告の登場以来マーケティングや販売活動の中心となってきた「アテンション・エコノミー」を凌駕していく。顧客の意思が、マーケティングとセールスを進化させ、より適切な情報を使えるだけでなく、顧客が何を欲しがっているかを推測し、メディアに大量のピント外れのメッセージを流すために浪費していたコストも不要になるからだ。 企業がマーケティング戦略として顧客を囲い込む世界から、顧客の力は、消費者としてひとくくりできるものではなくなり、もっとパーソナルなものになるということだ。そして顧客は、自身に関するデータを保管・共用するための独自の手段を手に入れ、売り手との関係構築のための独自のツールを獲得する。 こうしたツールを使って顧客は独自のロイヤルティプログラムを展開できる。 これまで顧客の関心を惹きつけるために有効だったCRM(顧客関係管理)が意味をなさなくなり、顧客が商品・サービスの最適な売り手を選択するためのツールとしてVRM(企業関係管理)が台頭するのだ。
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