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「自己啓発」は私を啓発しない (マイナビ新書)

「自己啓発」は私を啓発しない (マイナビ新書)

齊藤 正明

マイナビ出版 / 2013-04-23

累計読者数4
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約4時間22分
star総合評価 51/100
trending_up後半加速型
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この本について

「努力すれば報われる」「自分を磨けば道が開ける」。こういう言葉に励まされる日もあれば、逆に追い詰められる日もありますよね。周りがどんどん結果を出していくなかで、自分だけ取り残されているような気がして、何かを学ばなきゃと焦る。でも、学んだことが現実にフィットしなくて、余計に苦しくなる。僕自身、そういう堂々巡りを何度もやってきました。 この本が面白いのは、「正しいはずの知識」がなぜ日常ではうまく機能しないのかを、等身大の視点で解きほぐしてくれるところです。たとえば、セミナーで学んだコミュニケーション術が現場でまったく役に立たない理由や、人は意外と〝内容〟よりも〝人柄〟で判断しているという現実。さらに、「活躍している=幸せ」みたいな思い込みが、自分をじわじわ苦しめているかもしれない、という視点も刺さります。著者自身が「努力の方向を間違えて人生をこじらせた側」だからこそ、きれいごとではなく、現実に足がついた話が多いんです。 読んでいると、無理に変わろうとする前に、「今の自分でいいところ」をちゃんと扱ってあげたほうが、結果的に人間関係もうまく回るし、日常の小さな出来事にも余白が生まれるんだよな…と静かに気づかされます。「雨が降らなかった」「ラーメンがうまかった」みたいな小さな満足を雑にしないことって、思っている以上に大事なんですよね。 自己投資や成長の言葉に振り回されやすい人ほど、いったん立ち止まるきっかけになる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

上司との人間関係に悩み、すがるように購入してしまった150万円の教材、そこから始まった自己啓発セミナーに通う日々……。気がつけば数年間でセミナーや教材に600万円以上のお金を使い、上司以外との人間関係もおかしくなってしまい……。今、「自身の能力を磨くことが大事!」とよく言われていますが、筆者は、その言葉を額面どおりに受け止めて人生をよりおかしくしてしまった典型だと言えます。自分の成長のために、勉強することはとても素晴らしいことです。一方で、自分磨きもやりすぎると、かえって仕事や人生をおかしくしてしまう危険性があることを、筆者自身が身をもって体験しました。そのようなあやまちをおかす人を一人でも減らしたく、この本では、自分を磨くことの功罪に触れ、より自分らしく活躍できる手助けになればと思います。自分を磨きたいという気持ちや考えは素晴らしいものですが、「自己啓発」との付き合い方に、本書を読んで気づいていただきたいです。「マグロ船流仕事術」で成功した筆者が、自己啓発にハマった笑いあり涙ありの日々を語り、そこで気づいたことを語ります。
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