
開高健名言辞典<漂えど沈まず> 巨匠が愛した名句・警句・冗句200選
滝田誠一郎
小学館 / 201306
累計読者数4
平均ハイライト数 4.8件/人
star総合評価 48/100
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この本について
仕事の合間や帰り道に、ふと「同じことを何度も考えてるだけじゃないか」と落ち込むことがあります。前に進みたい気持ちはあるのに、視点が固まってしまって息苦しい。そんな時に開高健の言葉をまとめたこの一冊を開くと、肩の力が少し抜けるんですよね。 たとえば、同じ挿話を何度も書きたくなるという彼の告白は、「堂々と迷っていい」と言われているようで救われますし、一滴の水に天と地が含まれるという視線は、見慣れた日常にもまだ観察できる余白が残っていることを思い出させてくれます。さらに、風倒木が森を支えるナース・ログになる話は「今の自分の停滞にも、どこかに意味があるのかもしれない」と静かに考えさせてくれます。どれも大げさな成功法則ではなく、生きているとぶつかる小さな詰まりをほどくような言葉ばかりです。 派手な刺激はないけれど、立ち止まった時に効いてくる本です。考え込みがちな人、急ぎながらもどこかで「悠々として急げ」に共感してしまう人にはとても合うと思います。開高健の視線を借りることで、今いる場所の見え方が少しだけ変わります。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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