
今日もごちそうさまでした(新潮文庫)
角田 光代
新潮社 / 2014-08-01
累計読者数3
平均ハイライト数 19.7件/人
推定読了時間 約3時間18分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
料理って好きなはずなのに、毎日のごはん作りになると「あれ、なんでこんなに気乗りしないんだろ」と思うことがあります。手間をかける気力もないし、かといって適当に済ませると満たされない。そんな宙ぶらりんの気分を、少しだけいい方向に動かしてくれるのが『今日もごちそうさまでした』でした。 この本は、いわゆるレシピ本ではないのに、読んでいると台所に向かう気持ちがほんの少し整います。たとえば、アスパラはただ茹でるだけで充分だったり、れんこんは片栗粉を軽くまぶしてゆっくり焼くだけで驚くほどおいしくなること。特別な技ではなく、「これなら今日できるな」と思える工夫が随所に出てくるんです。また、素材の違いにちゃんと気づこうとする視点が面白くて、菌床と原木の椎茸の違いや、茹で時間の数十秒をどう扱うか、といった細部へのまなざしが、日々の台所仕事をちょっとだけ丁寧にしてくれます。 自分の暮らしの範囲でできることを静かに教えてくれるので、料理に気合を入れたいわけじゃないけど、食べることをもう少し大事にしたい人にちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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出版社による紹介
「食べられない」から「食べる」に移行するときには、ダイナミックな感動がある(あとがきより)。自他共に認める肉好きのカクタさんに、食革命が起こった。なんと苦手だった野菜、きのこ、青魚、珍味類が食べられる! 次々出会う未知の食材は、買って作って味わう毎日を楽しい発見で彩ります。三度の食事に思いをこめて。読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品エッセイ。
読んだ内容を、もう忘れない。
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