
料理歳時記 (中公文庫BIBLIO)
辰巳浜子
中央公論社 / 1977-01
累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
star総合評価 35/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
台所に立つたび、「なんとなく作ってはいるけれど、味が決まらないな」とか「丁寧にやるって、結局どこを丁寧にすればいいのか分からない」といったモヤモヤが、僕にもよくあります。レシピ通りに動いているつもりでも、出来上がりが妙にぼんやりするあの感じ。そんなときに、この『料理歳時記』がじわっと効いてきました。 刺さったのは、いわゆる“コツ”ではなく、その前の“手のかけ方の角度がそもそも違う”という視点をくれるところです。たとえば潮汁の下処理。あらの扱い方をこんなに細かく書いてくれる本、あまり見ません。しかも一度で成功させようとせず、「何度もやって身体で覚えてください」という姿勢が、逆に肩の力を抜いてくれるんです。根三つ葉の扱いを通して、洗う・茹でるといった当たり前の行為にどれだけ味の差が出るのかを実感させてくれるのも、この本のすごいところだと思います。あと、空豆を先に仕上げず、あえて食卓のタイミングに合わせて茹でる、あの“段取りの逆転”の話は、自分の料理のクセを見直すきっかけになりました。 派手なテクニックではなく、日々の料理をちょっとだけ澄んだものにしたい人に向いています。「料理、嫌いじゃないけど、もう一歩うまくなりたい」の奥にある迷いにそっと寄り添ってくれる本です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




