
だし生活、はじめました。/特別彩色版
梅津有希子
この本について
料理をしていて「だしって、ちゃんと向き合うべきなんだろうけど…結局いつも同じ袋だしで終わってしまう」というモヤモヤ、けっこう根深いですよね。僕もずっとそうで、手間がかかるイメージが先に立って、興味はあるのに一歩踏み出せませんでした。でも、この本を読むと、そのハードルが一段下がるというより、そもそも勘違いしていた部分がほどけていく感じがあります。 たとえば、昆布は「断面じゃなく表面から味が出る」「とにかく分量をケチらない」といった現実的なコツが多めで、抽象的な“料理の心得”みたいな話は出てこない。水1リットルに昆布30グラムという思い切った数字や、冷蔵庫で一晩~二晩置くだけの手軽さなど、やる前の想像よりずっとシンプルです。さらに、かつお節の80度抽出や、厚削りと薄削りの違い、ドリッパーでこす実践的な方法まで、家庭でどう再現するかが具体的に書かれているので、読んでいるうちに「これなら今日いけるかも」と思えてきます。 もう一つありがたいのは、「入れすぎるとくどくなる」「ネギやショウガは必須じゃない」など、迷いどころを丁寧にほどいてくれるところ。レシピではなく、“判断の材料”が増える感覚に近いです。だしを鶏ガラスープ感覚で中華に使うという提案も、日常の料理にすぐ転用できて、ちょっと視野が広がります。 料理にそこまで自信があるわけじゃないけれど、家で作る味をもう少しだけ底上げしたい人には特にしっくりくる一冊だと思います。僕自身、昆布と水を瓶に入れて冷蔵庫に置くところから、ようやく「だし生活」が始まりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要



![[最新版]家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法 食材の選び方から下ごしらえ、食べ方の工夫まで](https://m.media-amazon.com/images/I/910yPtOs1hL._SY500.jpg)
