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日本語練習帳 (岩波新書)

日本語練習帳 (岩波新書)

大野 晋

集英社 / 1999

累計読者数18
平均ハイライト数 13.4件/人
推定読了時間 約4時間34分
star総合評価 59/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 41%

この本について

言葉づかいでモヤっとすること、けっこうありますよね。敬語がぎこちなくなったり、「この表現でいいのか」と迷ったり。仕事で文章を書くときも、意味は通っているはずなのに、読みにくいと言われてしまう。自分の日本語がどこでつまずいているのか、そもそも何を基準に直せばいいのか分からないまま、なんとなく感覚で乗り切ってしまうことも多いと思います。 『日本語練習帳』は、その曖昧なモヤモヤをちゃんと輪郭のあるものにしてくれる本でした。例えば、「ハ」と「ガ」の違いを“問題を出す”と“くっつける”で説明されたとき、日常的に使っていた助詞が急に立体的になった感じがありました。また、「思う」と「考える」を心の状態の違いで切り分ける示し方は、雑に使っていた言葉をもう一度点検するきっかけになります。それから、敬語がもともと上下よりも“外界への畏れ”から始まったという話は、ビジネス敬語を機械的に覚えてきた自分にはかなり視点の転換でした。 この本は、日本語を正しく使おうと気負う人よりも、「なんとなく言い回しに自信が持てない」「文章がどうもうまく締まらない」といった実務的な悩みを抱えた人にこそ刺さると思います。抽象的な精神論ではなく、具体的な言葉の扱い方を一個ずつ丁寧に見直すことで、書くときの迷いが少し軽くなるはずです。私自身、文章を組み立てるときの“軸の置き方”が変わりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

どうすればよりよく読めて書けるようになるか。何に気をつけ、どんな姿勢で文章に向かえばよいのか。練習問題に答えながら、単語に敏感になる練習から始めて、文の組み立て、文章の展開、敬語の基本など、日本語の骨格を理解し技能をみがく。学生・社会人のために著者が六十年の研究を傾けて語る日本語トレーニングの手順。
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