ヨムナビ
メリットの法則 行動分析学・実践編 (集英社新書)

メリットの法則 行動分析学・実践編 (集英社新書)

奥田健次

集英社 / 2012-11-16

累計読者数28
平均ハイライト数 13.1件/人
推定読了時間 約3時間56分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

人の行動を変えたい時って、つい「気合が足りないのかな」とか「なんであの人はこうなんだろう」と、相手の内面に理由を探してしまいがちですよね。自分のことでも同じで、「またやってしまった…」と気持ちだけを責めて堂々巡りになることが多いなと思います。僕もそこから抜け出せず、実際にどう動けばいいのかがずっと曖昧でした。 『メリットの法則』が面白いのは、内面をいったん脇に置いて「行動そのもの」にピントを合わせるところです。ビデオに撮れば誰でも同じように判断できるレベルの記述にこだわるので、曖昧な言い訳や解釈が入り込む余地がなくなります。そして、行動の直後に何が起きたかを丁寧に見ると、好子や嫌子がどう作用していたのかが急にクリアになる。叱られても長続きしない理由や、ケーキを食べてしまう理由が、感情論ではなく仕組みとして説明される感じです。 もうひとつ刺さったのは、「弱化」の副作用が具体的に書かれているところでした。相手が萎縮したり、関係がぎくしゃくしたり、自分が力を持つ側に回った時に同じことをしてしまう危うさまで含めて、現実の人間関係で起きがちなことばかりです。だからこそ、弱化に頼らずに行動を設計していく発想が、自分にも他人にも無理がない形で続けられるのだと思いました。 相手の行動をどうにかしたい人はもちろんですが、「自分の行動を変えたいのに空回りしている人」に特に刺さる一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

奥田健次の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「すぐに弱音を吐いてしまう」「ダイエットに失敗する」……日常にありがちな私たちの行動を分析するのに、難しい理論はいらない。心理学のメインテーマともいえる「なぜ、その人は○○をしてしまうのか」という問いへの答えを「心」ではなく、「外部の環境」に求めるのが行動分析学だ。「好子」「嫌子」「出現」「消失」。あらゆる行動は、四つのキーワードで分析可能であり、不登校から潔癖症まで、様々な問題行動を劇的に改善することができる。本書はそうした改善の実例を豊富に揃えるとともに、最新の知見も交えた実践の書である。【目次】まえがき/第1章 その行動をするのはなぜ?/第2章 行動に影響を与えるメカニズム (基本形)/第3章 行動がエスカレートしたり、叱られても直らないのはなぜ?/第4章 行動に影響を与えるメカニズム (応用形)/第5章 行動は見た目よりも機能が大事/第6章 日常のありふれた行動も/あとがき
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要