
なぜ、この人と話をすると楽になるのか
吉田 尚記
この本について
人と話すとき、どこを見ればいいのかとか、どんな話題を出せばいいのかとか、気にし始めると急に会話がぎこちなくなることがあります。自分もそういうタイプで、妙に力が入ってしまって相手も自分も疲れる…という日が続く時期がありました。会話って自然にできて当然、と思われがちなだけに、うまくいかないと自分だけ欠けているような気分になるんですよね。 この本が面白いのは、「会話の正しさ」じゃなくて「会話のしやすさ」に視点を置いているところです。たとえば、タモリさんが相手の“鼻を見る”という話。あれを知ってから、人の顔をじっと見つめるプレッシャーが少し和らぎました。相手を追い詰めない、でも関心は向けている。そのバランスのとり方が具体的に書かれているのはありがたかったです。それと、質問が会話の本質だという指摘も、自分には大きな発見でした。話題を用意しようとするからしんどいのであって、「えっ?」と気になったところに反応するだけで流れが生まれる。実際やってみると、相手が気持ちよくしゃべり始める瞬間が本当にあるんです。 もうひとつ救われたのは、コミュニケーションは協力ゲームだという考え方。敵味方ではなく、みんなで“気まずさ”と戦う。そう思うだけで、沈黙や迷いの場面でも自分を責めすぎなくなりました。うまく話すより、お互いが元気で終われたら勝ち。それくらいの温度感が、日常ではちょうどいいのかもしれません。 会話のたびに疲れてしまう人、相手にどう見られているかを考えすぎて声が出にくくなる人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




