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紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

飯野 高広

株式会社朝日新聞出版

累計読者数11
平均ハイライト数 8.4件/人
star総合評価 54/100
trending_up後半加速型
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この本について

靴を選ぶときって、見た目の好き嫌いで決めてしまいがちですが、後から「これ、ビジネスで履いていいのか」「なんでこの色だけ浮くんだろう」と悩むことが多い気がします。僕自身、服より靴でつまずくことが多くて、なんとなくの感覚で選んでいたせいで、場面に合わずに落ち着かないまま過ごした日もありました。 この本は、そういう“なんとなくの不安”をひとつずつ言語化してくれるタイプです。例えば、黒と茶の使い分けが国ごとにどう違うのか、ブローグやUチップの本来の立ち位置はどこなのか、といった歴史的な背景が丁寧に説明されます。用途の原点を知ると、急に判断が楽になるんですよね。また、ノーザンプトンの産業としての紳士靴の話や、グッドイヤーウェルト製法の理由など、単に「良い靴とは何か」を語るだけでなく、構造や文化がどう今の形に落ち着いたかまで触れられていて、靴を見る目が自然と変わります。 さらに助かるのは、フィッティングや手入れの説明が“現実的”であるところです。指がどの程度動くべきか、クリームをどのくらい残せばいいのか、厚塗りがなぜ逆効果なのか。感覚で流しがちな部分ほど丁寧に書かれていて、読んだその日から靴との距離が少し縮まります。 服より靴に迷いが出る人、あるいは「身嗜み」という言葉の輪郭をもう少し自分の中で確かめたい人に、とても静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

紳士靴の買い方がわからない人から、こだわり派の上級者まで、すべての男性が「足」と「靴」についての知識が深められる一冊。靴の基本構造から、サイズの見方、服との合わせ方、TPOに合わせた靴の履き方、寿命を延ばすお手入れの方法まで、イラストを多用して詳しく解説する。構造のちょっとした違いは履き心地を大きく左右し、素材の違いで見栄えも変わる。靴を見る目が養える情報が満載。
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