
人の心を一瞬でつかむ方法―――人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学
ジョン ネフィンジャー, マシューコフート, and 熊谷小百合
あさ出版 / 202104
累計読者数4
平均ハイライト数 8.8件/人
star総合評価 49/100
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この本について
人と話していて、「なんかうまく伝わらないな…」とか、「強く言うと嫌われそうだし、優しくすると舐められそうだし」といった微妙な迷いって、仕事でも日常でもずっとつきまといますよね。相手の反応を読もうとして空回りしたり、自分の言葉が妙に軽く聞こえる気がしたり。僕自身もここでよくつまずきます。 この本が面白いのは、「強さ」と「温かさ」という二つの軸で、人が他者をどう判断しているかをかなり具体的に説明してくれるところです。たとえば、つなぎ言葉が多いと強さが弱く見えるとか、相手が敵意を持っているときは感情そのものより、奥にあるフラストレーションに寄り添うほうが伝わるとか、そういう“明日から試せる”レベルの視点がけっこう多いんです。また、本当に意見を受け入れてもらいたいなら、まず相手の価値観を受け入れる必要があるという指摘は、頭では分かっていても、実際の会話で忘れがちな部分でした。 読んだあとに残るのは、「結局、人は“力”と“あたたかさ”の両方で相手を見ている」というシンプルだけど、場面ごとにどう調整するかで関わり方が変わるという感覚です。誰かを言い負かすためのテクニックではなく、関係を壊さずに自分の言葉を届かせたい人に向いている本だと思います。特に、人前で話すときに自信と気遣いのバランスが分からなくなるタイプには刺さります。
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