
孫正義 奇跡のプレゼン 人を動かす23の法則 単行本
三木 雄信
この本について
仕事で数字を扱うたびに、「これって本当に意味あるのかな」「結局“いい感じ”ってどう説明すればいいんだろう」と手が止まることがあります。資料を作っても、相手に伝わっている実感がないまま会議が終わる日もあって、どこを直せばいいのか分からないまま次のプレゼンが来る……自分もずっとその繰り返しでした。 この本を読んで刺さったのは、孫正義が“数字そのもの”ではなく“数字の比較と傾向”でメッセージを作っている、という事実です。単に「増えました」「減りました」ではなく、競合との比較と、自社の過去との比較を二重に重ねて初めて、数字に意味が宿る。この考え方を知ってから、数字を見るときの目線がだいぶクリアになりました。また、1スライド1メッセージで、10〜20文字に絞るという設計も、実際にやってみると「伝わらない理由ってここだったのか」と腑に落ちます。さらに、単なるロジックではなく、「歴史的な必然性」と「社会的な価値」を示すことで相手の腹落ちを生む、という視点は、社内外の説明を作るときにかなり使える感覚でした。 特に、数字の裏付けをとことん突き詰める姿勢や、「10秒考えて分からないものは無理に考えない」という割り切りは、仕事の判断に迷ったときの小さな軸にもなります。 数字を“飾り”ではなく“武器”として使いたい人に、この本は相性がいいと思います。自分もまだ迷う日ばかりですが、プレゼンの作り方に一本筋が通った感覚がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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