
数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。
深沢真太郎
日本実業出版社 / 2019-11
この本について
仕事で数字に向き合う時って、「結局どこまで見ればいいのか」「この数字、信用していいのか」といった小さな迷いが積み重なっていきます。平均を出して満足してしまったり、前年比を並べただけで評価した気になったり。僕もずっとそんな感じで、数字が“便利なようで腹落ちしないもの”のままでした。 この本が面白いのは、計算のテクニックを教えるというより、数字を使う前に必要な“具体的に考える姿勢”をじっくり鍛えてくれるところです。たとえば、平均だけでは判断できない理由や、前提が違う数字を比べても意味がないという感覚が、物語の中で自然と腑に落ちていく。相関やバラツキといった話も、専門用語ではなく「結局どんな場面で役に立つのか」まで想像できるように導いてくれます。 読んでいて一番効いたのは、「分析=思考」という視点でした。数字を見ることが目的ではなく、数字を使って状況を具体的に捉え直す。その結果、メンバーと議論した時の納得感がまったく違ってくる。失敗しても前提に沿って考えたなら受け止められるし、逆に曖昧なまま数字を使う怖さにも気づけます。 数字をもっと味方にしたいけれど、専門書を読むほどの余裕はない。そんな人にはちょうどいい一冊だと思います。僕みたいに「数字があるのに判断に迷う」タイプには特に刺さります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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