
なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法
村山太一
飛鳥新社 / 202008
累計読者数25
平均ハイライト数 31.2件/人
star総合評価 79/100
trending_up後半加速型
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この本について
仕事を続けていると、「自分のためにやってるのか、人のためにやってるのか」がよくわからなくなる瞬間がありませんか。肩書が増えるほど視野が狭くなったり、正しさよりも自分の都合で判断してしまったり。僕もよく同じところでつまずきます。 この本は、そういうモヤモヤを“精神論じゃなく、現場の体験”でひっくり返してくれる感じがあります。たとえば、上場企業であえてバイトする発想は、仕組みを体で理解する入口になりますし、マニュアルが逆に人を自走させる話は、現場の負担を減らすとはこういうことか、と腑に落ちます。そして何より、「人のためにやると楽しくなる」というシンプルな言葉が、考え方を一度ゼロに戻してくれるようでした。 サイゼリヤの理念や正垣会長との対話が印象的なのは、きれいごとではなく、仕組みづくりや生産性といった“現実の話”として語られているからだと思います。嫌な出来事も材料にしてしまう姿勢や、常に自分が下っ端になれる場所を持つことの大切さは、そのままどんな仕事にも応用できそうです。 「最近、仕事の意味づけがうまくできない」「自分の視点が固まってきた気がする」という人には静かに効く本だと思います。僕自身も読みながら何度も姿勢を正されましたが、押しつけがましくないところがすごく良かったです。
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