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楽しい古事記 (角川文庫)

楽しい古事記 (角川文庫)

阿刀田 高

累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間52分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事に追われていると、日本の神話や歴史って気になるのに、まとまった時間をとって調べるほどの優先度じゃない…みたいな微妙な距離感ってありませんか。興味はあるけど、専門書を読むほどの覚悟はない。でも表面的な知識だけだと物足りない。僕もずっとそのあたりでウロウロしていました。 この本は、そういう「気になるけど踏みこめない」状態にちょうどいい温度で寄り添ってくれます。ギリシア神話が洗練されている一方、古事記の泥くさい感じが民衆の感覚だったという視点は、日本の神話を“優劣”ではなく“肌触り”で捉えなおすきっかけになりました。箸が一本を曲げた形から始まった話や、三種の神器がどう位置づけられてきたのかなど、学校では聞かなかった具体的なディテールが日常の感覚とつながっていくのが心地いいんです。歴史や神話が急に生活圏に下りてくる感じがあって、難しさよりも「へえ、そうだったんだ」が先に立つ。 ざっくり言うと、「専門家にはなりたいわけじゃないけど、自分の文化のことをもう一歩だけ深く知りたい人」に刺さる本です。神話を学ぶというより、“日本のものごとの成り立ちを軽く覗きたい”くらいの気分で読むと、ちょうどいい読後感があります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

イザナギ・イザナミの国造り、アマテラスの岩戸隠れ、八俣の大蛇。伝説の主役たちが、嫉妬に狂い、わがままを言い、ご機嫌をとる―。神々と歴代の天皇が織りなす武勇伝や色恋の数々は、壮大にして奇抜、そして破天荒。古代、日本の神さまはとっても人間的だった!「殺して」「歌って」「まぐわって」。物語と歴史が渾然一体となっていた時代、その痕跡をたどり旅した小説家・阿刀田高が目にしたものは!?古事記の伝承の表と裏をやさしく読み解いた一冊。
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