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2052

2052

ヨルゲン ランダース、野中 香方子、竹中 平蔵

累計読者数48
平均ハイライト数 18.1件/人
推定読了時間 約10時間12分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%

この本について

最近、ニュースを見ても景気の数字ばかりで、本当に自分の生活と関係あるのかよく分からなくなることがあります。未来の話になるとさらに混乱して、「結局この先の世界ってどうなるんだろう…」と考えるだけで疲れる日もあります。そんなときに読んだのが『2052』でした。予言めいた話というより、現実的な前提から「人間の生活はどう変わっていくのか」を静かに考えさせられる本でした。 特に刺さったのは、株価や経済成長がそのまま幸福に結びつくという前提を疑う視点です。食料や住宅といった基本的な欲求の方が未来では重要度を増すという話や、サービスや介護に労働が移っていく流れは、日々の仕事の選び方にも影響してきます。また、気候や人口の変化が「一気に劇的に起こる」のではなく、慣性を伴いながらゆっくりズレていくため、社会の対応がどうしても遅れるという説明は、今の停滞感の理由づけとしてすっと腹に落ちました。 この本は、明るい未来を約束してくれるわけではありません。ただ、資本主義や民主主義の前提が揺らぐ中で、何を大事にして生きていくのかを考える手がかりにはなります。自分の将来像を焦って描けない人ほど、長い時間軸の中で「どこに変化がくるのか」を知ることで、少しだけ足元が見えるようになります。 未来の流れを一度、冷静に捉え直したい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

全世界に衝撃を与えたベストセラー、『成長の限界ローマ・クラブ「人類の危機」レポート』から40年。新たなアプローチ法で、次なる混沌の40年を見通す。
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