
プロフェッショナル 仕事の流儀 中村好文 建築家 心地よい家はこうして生まれる
茂木 健一郎、NHK「プロフェッショナル」制作班
この本について
仕事でも生活でも、「ちゃんとしなきゃ」と気を張りすぎて、逆に自分の感覚がわからなくなることがありませんか。正解を探す癖が抜けなくて、チェックリスト的に物事を片づけようとしてしまう。でも終わったあとに、どこか自分が置き去りになっている感じがする。僕自身、同じようなモヤモヤを抱えたまま日々の判断をしていることが多いです。 この本で中村好文さんの言葉に触れると、その緊張が少しほぐれるんですよね。たとえば「自分が住みたいと思える家じゃないとアイデアは出てこない」という話。仕事でも同じで、誰かの期待に100%合わせようとしすぎるより、自分の気持ちが入り込む余地を残したほうがいい結果につながる。あるいは「悪条件に恵まれる」という感覚。条件の悪さを嘆くより、そこに物語を見つける視点があるだけで、仕事の取り組み方が変わってくる。さらに「メッキが剝がれて地金が出た」という話は、肩に力が入りすぎている自分をそっと戻してくれるようなところがありました。 読みながら感じたのは、家づくりの話をしているようでいて、「どうやって自分の視点を取り戻すか」の本でもあるということです。普通でいい、でも普遍的であってほしい。その矛盾を抱えたまま、自分の感覚を手放さずに仕事をする姿勢が、日常にもそのまま移し替えられる。やたらと背伸びしなくても、ちょうどよく働くためのヒントが散りばめられています。 自分をつくり込みすぎて息苦しくなっている人に、とても静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
エネルギーを味方につける非常識な成功法則: 努力ゼロ!頑張らずに最大限の力を発揮し、自然とパフォーマンスが高まる方法
日向 英敏

隠居系男子的。〜灯台もと暮らし運営会社Wasei代表の鳥井弘文が初めて語る自分のこと〜 (天井裏書房)
くいしん、鳥井弘文

本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント (文春文庫)
松岡修造

コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密
ジェラルド M ワインバーグ and 伊豆原 弓

強く生きる言葉 言葉シリーズ
岡本太郎
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要

