
昼のセント酒
久住昌之、和泉晴紀
幻冬舎 / 2016-04-07
累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 31/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%
この本について
仕事の予定が詰まっているのに、ふと昼間に「どこかで息を抜きたい」と思ってしまうことってありませんか。休んでいいのか悪いのか、自分でも判断がつかないまま時間だけが過ぎていくあの感じ。責任を放り出したいわけじゃないのに、気持ちを立て直す余白がどこにもない、みたいな日です。 『昼のセント酒』は、そのモヤモヤに直接答えをくれる本ではないのですが、「あ、こうやって気持ちをリセットしてもいいんだな」と自然に思わせてくれる力があります。昼間の酒を堂々と楽しむ開き直りの感覚とか、銭湯の湯気の中で胸のつかえがゆるむ描写とか、読んでいるとこちらまで呼吸が深くなるような場面が続きます。やるべきことはあるけれど、少し離れて心の温度を整えれば、また戻ってこれる。そんな当たり前を、肩の力を抜いた形で思い出させてくれるんです。 個人的に響いたのは、銭湯を「宗教に近い行動」として描いているところで、これは大げさというより、ただ静かに自分を取り戻す儀式みたいなものなんだと腑に落ちました。何かを変えよう、と気負わなくてもいい。少し湯に浸かって、明るいうちに街へ戻る。それだけで十分な日もある。 こんな人に刺さると思います。忙しさの中で「ちょっとだけ逃げてもいい場所」を探している人。
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出版社による紹介
真っ昼間、銭湯あがりの生ビール。この最強タッグに万歳!! 明日、あなたは《銭湯&生ビール》の素晴らしさに浸っている!! 『孤独のグルメ』原作者の久住昌之氏が綴る銭湯エッセイを原案にした、大人の道楽ドラマ『昼のセント酒』のコミック版。テーマはずばり“銭湯”と“酒”──背徳感を感じながらも、人々が働いている平日の昼間から銭湯で身体を流し、明るいうちから一杯飲むという、大人ならではの道楽を描いたストーリー。 主人公は銭湯大好きのサラリーマン・内海孝之。営業部では万年最下位の成績ながら、外回りの途中でも銭湯を見つけると、入らずにはいられない。お湯の香り、窓から入る陽の光、そしてゆったり流れる癒しの空気……銭湯には至福の時間が待っている。そして、湯上りの渇いた身体に流し込む生ビールのウマさといったら、もう──やめられるわけがありません。 久住昌之氏が語る銭湯の素晴らしさと、湯上りのビールの美味さを、『しあわせごはん』『戦争めし』の魚乃目三太が繊細かつ情緒たっぷりに描く、もうひとつの“銭湯讃歌”──“サラリーマン・内海孝之”が味わう至極の時間を存分に楽しんでください。きっと明日は、あなたも《銭湯&生ビール》の素晴らしさに浸っているはずです!!
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