
働くアリに幸せを 存続と滅びの組織論
長谷川英祐
講談社 / 2013-09
累計読者数3
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推定読了時間 約4時間28分
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この本について
仕事でも組織でも、「なんでこんなに無理が前提なんだろう」と思う瞬間ってありますよね。効率を求め続けているはずなのに、どこかで自分が削られていく感じがする。そんなモヤモヤを抱えたまま働いている人は多いと思います。 この本は、生物社会、とくにアリやハチの仕組みを手がかりにしながら、人間の組織で当たり前だと思っている前提をいったん外して考え直す視点をくれます。たとえば、短期の効率と長期の存続はしばしばトレードオフで、目先の成果だけを追うとむしろ弱い組織になること。協力は「個人にとって得になる場合にだけ成立する」ので、滅私奉公を求めるなら、その人にとっての利益がちゃんと返ってくる環境がセットで必要なこと。そして、競争相手や“働かない個体”の存在が、長期的には組織のリスク耐性そのものにつながること。生物の視点に置き換えると、人間社会で見落としがちな論点が具体的に見えてきます。 組織の中で「自分だけが弱いわけじゃないはず」とどこかで感じている人に刺さると思います。アリを題材にした本ではありますが、読んでみると人間の働き方や会社との距離の取り方を静かに調整してくれる内容でした。
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出版社による紹介
「みんなのため」は「僕のため」じゃないかもしれない...個と組織の狭間に揺れる「ヒト」が、「人」として生きていくために!社会に参加しなくてもやっていけるなら、一人でやるほうがよほど楽?生物たちの社会を覗いてみると、生きづらい世の中を生き抜くヒントが見えてくる。
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