
職場の孤独への対処法:ウェルビーイングを追求する DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
石川 善樹、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
この本について
職場で誰かと話していても、どこか距離を感じたり、自分だけ温度が合っていないような気がする日ってありますよね。仕事はちゃんとやれているのに、評価とは別のところでじわっと孤独を感じるというか。僕もその感覚を放置していた時期があって、「これって気のせいじゃないのかも」と思うきっかけになったのが、この本でした。 面白いのは、ウェルビーイングを“気分の良し悪し”だけでなく、「人生の評価」と「日々の体験」に分けて見ていくアプローチです。日本人はネガティブ体験が少ない一方で、人生評価が低いというデータが示されていて、なんとなくのモヤモヤの正体を言語化してくれる感覚がありました。そして、孤独に対してよく言われる“交流を増やす”よりも、“人との関係の見え方を少し変える”ほうが実は有効かもしれない、という視点も新鮮でした。職場での雑談や、笑う機会が人生評価に関係するという調査もあって、ちょっとした会話を軽視していた自分には小さく刺さりました。 さらに、信頼の文化をどうつくるかという話も実践的です。「従業員を一人の人間として認める」というシンプルな姿勢が、実際のマネジメントでどう形になるのかが具体例とともに描かれていて、チームの空気づくりに悩んでいる人にはかなり参考になると思います。ウェルビーイングを可視化しようとする企業の試みも紹介されていて、個人だけで抱え込まなくていいのだと少し安心しました。 仕事はこなせているのに、どこか満たされない理由を知りたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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