
新装版 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)
真山仁
講談社 / 2013-10-16
累計読者数4
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約5時間26分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
仕事をしていると、「目の前の案件だけ追っていて大丈夫なのか」とか、「チームの中でどこまで本音を共有すべきなんだろう」といった、小さくて説明しづらいモヤモヤが積み重なることがあります。正解があるようでないし、人によって基準も違う。だからこそ判断がぶれやすいところですよね。 『ハゲタカ2(上)』の抜粋を読むと、読者の方が惹かれたのは、M&Aの裏側という専門的な話よりも、そこにある“判断の積み重ね”と“チームの信頼の線引き”みたいな部分なんだろうと思います。資金調達から政治的な駆け引き、ライバルの動向まで、主人公たちは一つの決断のために驚くほど多くの要素を並行で扱います。自分の仕事に置き換えると、「こんなに複雑じゃないけど、実は似た構造を抱えてるな」と気づかされる場面が多いんです。そしてもう一つ響くのが、「ビジネスで嘘は仕方ないとしても、チーム内では禁物」という姿勢。現場で迷ったとき、“どこで誠実さを守るか”の基準を再確認させられます。 派手さを求める物語ではないですが、仕事の判断に疲れたとき、自分の思考の癖を映してくれる一冊だと思います。特に、複雑な案件を抱えて「どこから整理すればいいんだ」と立ち止まってしまう人には静かに刺さるはずです。
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出版社による紹介
鷲津が鈴紡の次に狙いを定めたのは巨大電機メーカー・曙電機だった。長びく迷走から抜け出せない曙電機は、再生への切り札として芝野を迎え入れる。再び相まみえる宿敵。さらにアメリカの強大な軍産ファンドも買収に参入し、事態は混沌としていく。「会社は誰のものか」。壮絶な企業買収劇を圧倒的なスケールで描く。(講談社文庫)
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