
レッドゾーン(上) (講談社文庫)
真山仁
講談社 / 2011-06-15
累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
推定読了時間 約4時間47分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 47%
この本について
仕事で判断を迫られた時、どこまで踏み込んでいいのか分からなくなることがあります。分からないことをその場で聞くのも怖いし、感情を出さずに駆け引きをする場面では、相手の挑発に乗りそうになる。そんな時に、この物語の中の人物たちの姿勢が、自分の立ち位置をもう一度見直すきっかけになりました。 たとえば、三日かけて決断を「肯定→否定→ぶつける」という流れで考える話は、勢いで選んで後悔しがちな人にはかなり現実的な方法として響くと思います。また、本業から離れたところに手を伸ばして迷走する企業の描写は、私たちの仕事でも「どこが自分の軸なのか」を静かに問いかけてきます。そして、噓が肥大して人を滅ぼすという一文は、大小関わらず曖昧さに逃げてしまいそうな時に胸を刺します。 冷静さを保つ態度や、相手の挑発を黙殺する余裕、時代の変化に背を向けた瞬間に生まれる不安。そのどれもがフィクションの話で終わらず、現場で起きうるリアルとして読めるところが、この本の強さだと思います。立ち止まりたいけれど、止まると焦る──そんな人にほど刺さる一冊です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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出版社による紹介
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