
須藤元気のつくり方
須藤元気
イースト・プレス / 2011-12
この本について
仕事で頑張っているのに「なんか成果が伸びないな」とか、「同じ努力でも人によって差がつくのは何なんだろう」とか、そういう小さなモヤモヤって誰でもありますよね。自分の努力そのものより、“置かれている環境”の影響をなんとなく感じてしまう時期ってあると思います。 須藤元気さんの本を読むと、その感覚に少し言語が与えられる感じがありました。たとえば、エスカレーターの話。自分がどんな方向に動いている場に立っているかで、同じ努力が2倍にも3倍にもなるし、時には半分以下にもなる。これは「環境のせいにしてはいけない」という話ではなくて、むしろ冷静に立ち位置を確認することで、自分の頑張り方を変えられる、という視点に近いです。努力をやめる話ではなく、力を入れる“ポイント”をずらす感覚です。 もうひとつ印象的なのは、ショッキングな体験で記憶が飛ぶというくだり。人は受け止めきれない現実に出会うと、脳が勝手に保護モードに入る。これは戦場の例として語られていますが、日常のストレスでも同じように、僕たちは知らないうちに「見ないふり」を発動していることがあると思います。その仕組みを知っているだけで、自分の反応に少しだけ距離が取れるし、無理にがんばり続けなくてもいいタイミングが分かるようになる。 この本は、派手な成功術というより、自分の“認知のクセ”や“環境の影響”を一度立ち止まって見直したい人に刺さるタイプの一冊です。努力の方向を整えたい時や、気持ちがちょっとすり減ってきた時に読むと、肩の力が抜けた状態で次に進むヒントが拾えると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






