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津田大介の「メディアの現場」100号記念傑作選 ジャーナリスト編+メディア・アクティビスト編

津田大介の「メディアの現場」100号記念傑作選 ジャーナリスト編+メディア・アクティビスト編

津田大介

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この本について

最近、何かと「全部やらなきゃいけない」感じに疲れることが多くないでしょうか。偏らずに情報を集めて、いろんな人に丁寧に向き合って、組織とも個人ともほどよく距離をとって…と頭の中がずっとざわざわしているようなあの感じです。僕も同じで、気づくと自分の手に収まらないものまで抱え込んでしまうことがあります。 この本を読んで救われたのは、「自分が持てる大きさで握ればいい」という視点でした。全部は無理だし、やる必要もない。むしろ、自分が信頼できる情報を丁寧に届けるとか、会いたいと思う人にだけ会うとか、すごく地味だけど確度の高い行動に戻るほうが長く続く。さらに、一人でやることのしんどさと面白さの両方を肯定してくれる言葉が多く、個で働く人にも、組織で迷っている人にも刺さる内容でした。 もう一つ印象的だったのは、「続けることの価値」についての話です。派手な成果より、淡々と積み重ねた足跡のほうが信頼をつくる。ネット時代っぽい言葉ですが、実際には人間の根っこの部分に関わる話で、自分の働き方の基準を見直すきっかけになりました。 余計な正解探しに疲れている人、仕事の規模感や距離感に迷っている人に、とても静かに効く本だと思います。

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