
調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論
斉須政雄
幻冬舎 / 200604
累計読者数53
平均ハイライト数 18.9件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 67/100
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この本について
最近、人との距離感や職場での踏み込み方に迷うことが多いんですよね。うまく馴染みたい気持ちと、無理に合わせて自分がすり減る感覚のあいだで揺れるというか。でも、この本を読むと、迷っている自分をそのまま抱えながら、少しだけ視点を変えられる余白が生まれました。 たとえば「相手に不快感を与えないように立ち回るほど、何も踏み込めない」という指摘はかなり刺さりました。摩擦そのものを避けるんじゃなくて、必要な摩擦を起こす勇気も仕事の一部なんだと腹に落ちる感じがあります。それから「身の丈に合わない場所には無理に行かない」という姿勢も現実的で、背伸びよりも積み上げを選ぶことで、結果的に遠くまで行けるんだなと安心しました。もうひとつ良かったのは、「置かれた場所で淡々と楽しむ人の外側で結果が動く」という話で、頑張り方の解像度が下がっていた時期にはちょうどよかったです。 派手な成功術じゃなく、仕事の現場で傷ついたり迷ったりしながら、それでも続けたい人にはしみます。どこかで「このままでいいのか」と立ち止まっている人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
大志を抱き、二十三歳で単身フランスに渡った著者が、夢に体当たりして掴み取ったものとは? 「早くゴールしないほうがいい」「効率のいい生き方をしていると、すり切れていってしまう」。激流のように過ぎゆく日々をくぐり抜けたからこそ出てくる、熱い言葉の数々。料理人にとどまらず、働く全ての人に勇気を与えたロングセラー、待望の電子化。
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