
20代で身につけたい 営業の基本 (中経出版)
高田稔
KADOKAWA
この本について
営業をやっていると、「急いで決めたいって言われるけど、本当に今日じゃないとダメなのかな…」とか、「お客さんのニーズを聞いているつもりなのに、話がかみ合わないまま終わってしまう」みたいな小さな引っかかりが積み重なることが多いですよね。自分も新人の頃は、相手の言葉を表面だけで受け取ってしまい、打ち合わせが空回りして帰り道で落ち込むことばかりでした。 この本がいいなと思ったのは、そうしたモヤモヤを解消するための“視点の置き直し”が丁寧に書かれているところです。たとえば、読者が保存している「今日、明日ということではなく、中長期的に見たらいかがでしょうか?」という一文。これって、ただの提案に見えて、実際はお客さんの時間軸をもう一度一緒に整理するための言葉なんですよね。急かされているように見えても、実際には落ち着いて考えたいだけ、という場面はけっこうあります。そういうズレをそのままにしないための“確認の仕方”が、現実的な温度感で書かれています。 さらに、優先順位の捉え方も実践的でした。価格、納期、サイズ、質、量……といったシンプルな軸を押さえるだけで、相手が何を重視しているのかを自然に探りやすくなるんですよね。自分も、この視点を持つようになってから、質問の仕方が少し変わりました。表情や言い回しの端々から、どのポイントが気になっているのかが見えやすくなり、商談が無駄に長引かなくなった実感があります。 派手なノウハウではないけれど、「営業として当たり前のことだと言われ続けてきたけれど、その当たり前をどうやればいいのか分からない」という人には、かなり刺さる一冊だと思います。自分もまだ迷いながらですが、こういう基本の考え方を持っているだけで、日々の会話がずいぶん楽になります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




