
不動産屋が嫌がることをすれば不動産売買はすべてうまくいく
元悪徳不動産屋
この本について
不動産の話って、聞けば聞くほど「なんでこんなに裏側が見えないんだろう」とモヤモヤしませんか。担当者の言う「商談中です」にも、査定額のバラつきにも、なんとなく不公平さを感じる。でも、何をどう疑えばいいのかまでは分からないまま進んでしまう。僕も家探しのときに同じ状態で、気付けば流れ作業みたいに話が進んでいて、後から「本当にこれベストだったのか…」と何度も振り返りました。 この本は、その“見えない部分”を、かなり生々しく具体的に言語化してくれます。例えば、元付業者を特定して直接交渉するという発想は、普通の買い手だとなかなか思いつかない。でも、仕組みを知ると「そりゃそうか」と腹落ちしますし、条件交渉もどこまで踏み込めるかがクリアになります。ローンや司法書士の手配まで自分でやるという話も、一見面倒に聞こえますが、実際は「思ったより簡単で、しかも数十万単位で差が出る」と知ると考え方が変わります。そして何より刺さったのは、売る側が一般媒介にするだけで、業者が物件を隠せなくなるという話。表向きの説明と現場の実態のズレが具体例と一緒に示されていて、自分の判断軸が一気に整理されました。 全体として、“賢くなる”というより“丸裸の構造を知ることで落ち着いて動けるようになる”本です。プロが何を嫌がり、どこで儲けを確保しようとしているのかを知ると、こちらも身構え方が変わる。そういう意味で、営業トークへの免疫をつけたい人にはかなりしっくりくるはずです。特に「家を買う・売るとき、何が分からないのかすら分からない」と感じている人には、ちょうどいい伴走役になると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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