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伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」

伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」

橋本 武

PHP研究所 / 2015-03-02

累計読者数4
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約2時間34分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 50%

この本について

仕事でも読書でも、つい「効率よくインプットしなきゃ」と焦ってしまうことがありませんか。読んだはずなのに全然覚えていないとか、読むこと自体が作業みたいになってしまうとか。自分もよくその沼に落ちます。そんなときに思い出すのが、この本で語られている「ゆっくり読む」「書いてみる」という、ある意味で逆張りの姿勢でした。 橋本武さんは、安易に正解を急ぐほど身につかなくなると言います。読後に少しでも何か書こうとすると、読み方が変わる。流し読みができなくなって、一つひとつの行に立ち止まらざるを得ない。面倒にも見えるけれど、その“立ち止まり方”こそが読書の体験を自分のものに変えていくんだと、読んでいて妙に腹に落ちました。日記でも読後のメモでも、形はなんでもよくて、とにかく自分の言葉で外に出すと理解の深さがまったく違うんですよね。 また、急いで理解しようとすると何も残らないという指摘も、耳が痛いけれど救われるところがあります。スロー・リーディングは「のんびり読む」ではなく、作品の世界に入り込む読み方。読書を再び“体験”として取り戻すことで、勉強や仕事に直結する視点の変化が生まれる。付け焼刃ではなく、ゆっくり積み重ねたものだけが自分の糧になる、という感覚にハッとさせられました。 効率や量を求めすぎて読書が味気なくなってきた人に特に刺さる一冊です。読んだあと、自分の読み方を少しだけ丁寧に扱いたくなります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

学ぶことが面白く、生きることが楽しくなる! 101歳まで学び続けた教師が語る、「人生を輝かせる方法」。本書は灘校の学力日本一の基盤をつくった伝説の教師が、学問の基本や人生の楽しみ方を語ったもの。読書が実になるスロー・リーディングの方法、国語力を培う書き方、趣味との付き合い方、老いてこそできること、そして人生の岐路との向き合い方……。「一生使える教養」が身につき、老若男女問わずに、さまざまなライフステージで読み返したい一冊。 【PHP研究所】
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