
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
高橋政史
かんき出版 / 2014-05-22
この本について
仕事の相談を受けたとき、相手が何を求めているのかよく分からないまま走り出してしまって、後で「方向違ったかも」と気づくことってありますよね。自分でも整理したつもりなのに、いざ説明するとまとまっていない感じがして、どこから手をつけていいのか迷う。僕もずっとそのループにいました。 この本がすごく効いたのは、「論点をまず1つに決める」という当たり前すぎるけど抜けがちな作業を、ノートという形で無理なく習慣にできたことです。3分だけもらって論点を確認する、センターピンを見つける、わかっていない部分はすぐに洗い出す。こういう小さな動きが積み上がると、相手との齟齬がほんとに減るんですよね。それに、方眼ノートを3分割して使う流れに慣れてくると、「事実→解釈→行動→結論」の順で自然と考えられるようになって、報告書や提案書の型もぶれにくくなりました。 もうひとつ刺さったのは、理解を「わかる→できる→伝わる」まで含めて考えるという視点です。自分では理解したつもりだけど、いざ伝えるとなると曖昧さが残っていることって多い。方眼ノートで要約スペースをきちんと作る癖がつくと、「結局どういう話だった?」をその場で言語化する筋力が鍛えられていく実感がありました。 なので、仕事での認識ズレに疲れている人や、説明がうまくまとまらず自信が持てない人には特に刺さると思います。ノートをきれいに取りたい人向けというより、思考の迷子から抜けたい人向けの一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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